パタゴニア patagonia マイクロパフフーディ
- 2020.01.19
- 更新日:2020.01.26
- 山道具・キャンプ道具の考察
- patagoia, パタゴニア
驚きの軽さ!パタゴニアの化繊インサレーション
パタゴニア製品はリペアサービスの素晴らしさに魅せられて以来、クライミングや登山でのアイテムでは構成率が高いブランドです。
ダウン並の軽さと保温性! マイクロパフフーディ
ダウンのような軽さと保温性を備えた、化繊素材を使った超軽量のインサレーションということでお値段は相当なんですが、セールでかなりお安くなっていたので買ってしまいました。 いや、どんだけパタゴニア好きやねんって感じですが、確かに軽い!ナノパフよりも明らかに軽さを感じるけど、ナノパフよりも暖かい!そんな感じのジャケットです。
ナノパフとマイクロパフの違い
1.縫い目の違い
ナノパフのキルト構造とちがって、マイクロパフは縫い目が少ないです。縫い目をなくすことで保温性と軽量化を高めているわけです。
また、マイクロパフは裏地まで貫通して縫い目があるのに対して、ナノパフの裏地には縫い目がありません。 風のある状況における保温力においては、ナノパフのほうが風が抜けにくいと思われます。マイクロパフを裏側から透かしてみると縫い目の部分から小さな縫い目の穴が見えます。そこはわずかながら風を通してしまうのではないかと思われます。
2.ナイロンの軽量化
マイクロパフ 0.7オンス・10デニール
ナノパフ 1.4オンス・22デニール
単純にナイロンがかなり薄くなっています。耐久性とトレードオフなのかもしれません。ジッパーの開閉で生地を噛んでしまう時があると思いますが、要注意ですね。ちなみにフーディニはリップストップナイロン1.2オンスなので、フーディニよりも軽量ということになります。
3.ポケッタブル仕様
マイクロパフはジッパーポケットが少なくなっています。
ナノパフフーディーは、内側の胸ポケットに収納できるようになっていましたが、マイクロパフは左手側のハンドウォーマーポケットに収納できるようになっています。
また内側の裾両側にポケット(ジッパーなし)が装備されています
使ってみた感想
軽いので、アルパインクライミングやマルチピッチの防寒着に良いと思いました。小さなアタックザックの中でもかさばりませんし、ダウンに比べて濡れにも強いので沢にも使えそうです。
レギュラーフィットなので、アウター、インナー問わずレイヤリングもしやすく、黒を選んだおかげで普段着にも問題なく着ることができます。
マイクロパフフーディーのサイズ感
169cm、57kgの普通体型でXSでジャストです。ナノパフとサイズ感はほぼ同じか、ほんの少し小さいかな、といった感じです。Sだと腕が長いかもしれません。
とても良いジャケットだと思いますが、値段が税込で4万円オーバー(汗)というのが問題。もう少し買いやすい値段なら手が出やすいとおもうのですが…。海外通販もパタゴニア製品は転送など駆使しないといけないケースもあって、難しいですしね。
愛用のパタゴニア製品をご紹介
それで、どれだけパタゴニアに貢献しているんやろか、と思って少し整理してみました。
着なくなったものはメルカリなどで売ってしまったものもあるのですが、それでも結構所有してました。
今のところ、ベースレイヤーからハードシェル、ボトムスまで愛用している製品は以下の通り。
ベース・ミドルレイヤー/トップス
メリノ ミッドウェイトクルー
STYLE 36722 2015年製。XSサイズ
夏の縦走時にかかせない。着すぎて毛玉や生地が薄くなってきているが、まだまだ現役。
2枚目に後継種を買いたいが、これも値段が高くて…。
ショートスリーブ・ナイントレイルズシャツ
STYLE 23470 2016年〜2018年製 Sサイズ
夏の縦走時や、ジムでのクライミング時に。大のお気に入りで、色違いで4枚所有。少し小さめの作りなのでSサイズがジャスト
キャプリーン2 ライトウェイトクルー
STYLE 44955 2014年製 Mサイズ
これは小さめの作りなのか、Mサイズでも大きくない。速乾のベースレイヤーで商品としては文句なしだが、ヤフオクかメルカリで安く購入できたものの、ボーダーの色が少々合わせづらく、黒のウールばかり着てしまい以外と出番が少ない。
キャプリーン4 ジップネック
STYLE 43656 年代不明 XSサイズ
初めて購入したキャプリーンシリーズの乾きの早さに驚いた覚えがある。薄さの割に保温性が高く、季節を選ばず着用できるので重宝。安くなっていたので赤色を選んだが、黒っぽいカラーならもっと着ていると思われる。
R1フーディ
STYLE 40072 2012年製 XSサイズ
着用範囲が広いミドルレイヤー。フードの使い勝手がよく、マルチのクライミングや冬季登山でも活躍。R2よりもこちらのほうが出番多し。
R2ジャケット
STYLE 25137 2013年製 XSサイズ
タイトなので油断すると着れなくなりそう。非常に暖かく、登っている途中で脱ぐことも多いジャケット。残雪期の着用では暑くなることが多く、最近は冬山に行く機会が減っているので出番が少なくなっているが、機能的なジャケット。今後クライミング時にも使う予定。
マイクロDフーディ
STYLE 26195 2011年製 Sサイズ
クライミングのビレイ時など、少し肌寒いときに。薄手のフリースは気に入るものが少ない中、デザイン、サイズ感などがよく、気に入っている
アウター/トップス
ナノパフフーディー
STYLE 84221 2015年製 XSサイズ
大のお気に入り。軽くて暖かい。通勤や普段着でも使いやすく着まくっている。
ナノパフプルオーバー
STYLE 84020 2012年製 XSサイズ
テント泊時やクライミングで寒いときに羽織ったりするが、出番が少ない。ジャケットタイプのほうが脱ぎ着しやすいので、どうしてもそっちを選んでしまう。
ナノパフベスト
STYLE 84241 2015年製 XSサイズ
お気に入りのナノパフ。ヤフオクで良品を格安で入手、日帰り登山などでよく着用
ダウンセーター フーディー
STYLE 84700 2013年製 XSサイズ カラーはGNY
ダウンのフィルパワー800、グラファイトネイビーという色がお気に入り。登山で着ることは少なく、フリークライミングのビレイ時や、通勤に利用。
スーパープルマジャケット
STYLE 83656 2013年製 Sサイズ
厳冬期の主戦ジャケット、ゴアテックス製。パタゴニア製品の中でも製造期間が短いせいか、あまり人と被ったことがない。
シェルターストーンジャケット
STYLE 85075 2008年製 Sサイズ
スキー・スノボの時や、雪上訓練時に着用。パタゴニアの防水透湿素材「H2No」が採用されており、ゴアテックスに比べて柔らかく、着心地が良い。スーパープルマよりも着用回数が多く、かなりくたびれてきているが非常に丈夫なジャケットで、肩がらみ確保などの雪上訓練での滑落停止など、ロープや雪との擦れにも耐えてくれる。
ボトムス
リーシュレスパンツ
STYLE 84950 2014年製 XSサイズ
厳冬期の主戦パンツ、とても軽量。スリムな形が気に入っているが軽いかわりに丈夫さは期待できなさそう。このパンツではシリセードなどはやっていない。
パフスライダーパンツ
STYLE 29485 2006年製 28インチ
スキー・スノーボード用のパンツ
化繊のインサレーションが含まれていて、とても暖か。最近は滑りに行くことが少なくなってきているので、出番は少ないが…。厳冬期登山でも使えるが嵩張るので、冬の共同テント泊などでは使わないほうが良さそう。
シンプルガイドパンツ
STYLE 83185 年代不明 28インチ
パタゴニアで一番よく穿いているパンツで、元祖美脚パンツという感じ。よく履いていたので、膝裏の生地が薄くなってきているが、まだ現役、カラーが黒なのも合わせやすい。最近はノースフェイスのアルパインライトパンツを穿くことが多いが、それまではいつもコレを穿いていた。
ストレッチジャッカロープパンツ
STYLE 24567 2007年製 28インチ
パタゴニアのリズムというシリーズだったように記憶。アルパインクライミングを始めたころに入手した、クライミング用のパンツ。ストレッチが効いていてとても丈夫なので、岩でも気兼ねなく履いていた。年代のせいもあって、ややゆったりデザインなので、最近はあまり穿かなくなったが、クラックなどを登るときはこのパンツがちょうど良いのでまだ所有している。
バギーズショーツ 7インチ
STYLE 58034 2019年製 XSサイズ
定番のバギーズショーツのロング。あまりショートパンツは穿かないのだが、夏の縦走時にノースフェイスのジップオフパンツで歩いたら、大変快適だったので水陸両用のパンツとして購入。沢でも使えそうなので今年の夏から活躍してくれそう。カラーはスパイシーコーラル
ざっとこんな感じですが、まあたくさん持ってます。というか登山アパレルはほとんどパタゴニアになってますが、やっぱり機能性とデザイン、両方とも高いレベルなので自然とこうなった感じですね。
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