【スカルパ】 ドラゴのレビュー サイズ感など

クライミングシューズは数足所有していますが、いまの主戦はスカルパのドラゴです。

デザインもかっこいいですが、履き心地や使いやすさも上々で、クライマーさんに愛用者が多いのも納得のシューズです。

スカルパ＝靴を意味し、それを社名に冠しているあたり、靴作りに対する意気込みを感じます。

実際、スカルパのシューズは登山靴もその剛性やデザインなど品質の高さを感じます。

自分の足に合うのかどうか

スカルパのシューズで所有しているのは以下の通り

• ドラゴ
• ティフォージ
• モジトgtx

以上の３足です。いずれもお気に入りでティフォージは外岩の主戦、モジトはアプローチシューズとして外岩へ行く時や、岩稜を歩く時にかなりの頻度で使っています。

ラストは日本人の足にも合いやすい幅広のものが多く、同じイタリアのシューズメーカーであるスポルティバよりもハーフサイズ小さくても履けるような感覚です。スポルティバもヒールを含めていい靴をたくさん作ってくれていますが、スカルパのほうが万人に合うような気がします。

ドラゴを履いた感想

1. 足入れがとても良い
2. トゥ・ヒールの性能が高い
3. テンションシステムが素晴らしく、ダウントゥの持ちが良い
4. 足裏の感覚もよく、スメアもこなせる
5. ジムはもちろん、外岩でも使いやすい

ドラゴはすぐに足に馴染んでくれるので、馴らしをあまりせずに履けるシューズです。ですので、あまり攻めすぎないほうが良い気がします。攻めすぎると柔らかめのシューズの特製が活きないように思います。

ちなみに自分は実寸24.5cmほどですが、EU38.5を履いています。靴下着用でリードクライミングで数本登っても痛くならないサイズ感です。ボルダーでシビアな足を使う方は、もう少し小さめでも良いかもしれません。

所有している他のシューズのサイズ

サイズの選びの参考になれば（実寸24.5cm　すべて靴下着用です）

• ファイブテン　JET7　US7　（US6.5でもいいかもです、かなり余裕あり）
• ファイブテン　チームファイブテン　US8　（ミスティークモデル）
• スカルパ　ティフォージ　EU38.5
• スカルパ　ドラゴ　EU38.5
• イボルブ　シャーマン　US7.5

とても気に入っているので、初代のつま先が減ってきて、そろそろリソール時期にきたので2代目を購入しました。

ダウントゥが初代と比べてしっかりしていますが、初代も足を入れるといい感じのダウントゥになります。

左が２代目で右が初代。ソールはビブラムのXsグリップ2で、ビブラムソールなら一番フリクションがあるソールです。柔らかいのですり減るのが早いのが難点ですが、これはフリクションとトレードオフなんだと思います。

クライミングシューズはたくさんありますが、やっぱり安定のドラゴ。このシューズよりも自分の足に合う靴はなかなか出ないのではないかと思います。

こちらティフォージ。かなり昔のシューズですが、とても丈夫な靴なのでまだまだ現役。硬いシューズなので外岩の小さなホールドにはティフォージの力を借りています。