覚えたい 基本ロープワーク②
ロープワーク①の続きです。
5つずつ整理しながらにしようかと思います。
⑥シートベンド
ロープ同士をつなぐ結び目で、簡単ながら結束力もあり、解きやすいのも特長です。
まずはロープを交差させます。
ノットを作るロープの下をくぐらせて、ひと回しします。
巻き付け側(この場合は青)のロープの下を通します。
ロープを引き締めて完成。
⑦ブリッジプルージック
フリクションノットの一つで、片手で結ぶことができる事が特長ですが、練習が必要?
フリクションヒッチ用のスリングを使います。ロープ径は7mm〜6mm程度。ダブルフィッシャーマンズノットで結束します。「芯抜き」をしたほうがしなやかで使いやすくなります。
スリングでタイオフの形を作ります。スリングの中側に通します。
⑧マッシャー(オートブロック)
プルージックよりも簡単なように見えますが、片手で結ぶのは困難で、カラビナを必要とします。荷上げや懸垂下降のバックアップなどで使います。
まずはスリングをロープに巻き付けます。
巻き数は4〜5回程度、ロープ径によって変わりますが、しっかり効くまで巻き付けます。
カラビナを両端のループにセットして完了。安全環付きカラビナを使います。
⑨クレムハイスト
マッシャーと似ていますが、こちらのほうが締まり具合が大きいです。
途中まではマッシャーと同じです。
荷重側のループを少し長めに残して、逆側のループに通します。
荷重側に引き締めます。向きが逆にならないように注意が必要です。
⑩バックマンノット(カラビナバッチマン)
フリクションヒッチの中では、引き締め度合いは強くありませんが、プルージックなどと一緒に作って、登り返しの際などに使います。
まずはカラビナにスリングをかけます。
次にゲート側でない方をロープに当て、スリングをゲートにかけてカチャカチャ巻き付けます。
巻き付け数はカラビナのサイズによりますが、3〜4回くらい。
荷重側にしっかり引き締めて完成。
その③につづく。
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