羽束川ボルダー

羽束川ボルダー
おひとりさんで外岩ボルダリングへ

近頃仕事が忙しい…。

会社の人事異動で業務量が大幅に増え、11月からはもっと忙しくなりそうな予感。

少し昇進したせいなのだが、おかげで火曜日と木曜日のジム通いが厳しくなってきた。

先日もジムに行きたいがために、日中の仕事をかなりムリしてやってしまい、かなり疲労した状態でジムへ。

当然、あまりいいクライミングができない…。どうにかしたいところです。

 

今週は土曜日も仕事だったので、日曜日はゆっくり休養するつもりで朝も久しぶりにゆっくりと起きた。

一日ゴロゴロと過ごすつもりだったのだが、こんな日に限ってすごく天気が良い。

晴れた日にはやっぱり外岩かな〜と、田園風景の広がる兵庫県三田市の羽束川ボルダーに出かけた。

羽束川には初心者向けのボルダーがあることはなんとなく前から知っていて、三田にある墓参りとボルダリングをこの機会に一緒にしようと思い立って出発。

近所のスーパーで仏花を少量買って、お墓に立ち寄り線香を。おかげさまで去年退院してからすこぶる元気でいることを簡単に報告して、羽束川へ向かう。

墓地から20分ほどで、目的地の岩場に到着。

なんでもこのボルダーはあの100岩場などの著者である北山真さんが開拓されたとのこと。

やさしい初級のボルダーがいくつか存在しており、アプローチも容易なので以前から興味を持っておりました。

 

自分はまだマットを持っていないので、ハイボールやマントル返しなどが出てくる課題はさすがに怖いので、ここはちょうど良かったのかもしれません。

webで検索すると出てくるページを見てみると、20級?なんてグレードの課題もある。

初心者向けなので人も少ないやろな〜と思いながら岩場に着くと、やはり貸切でした。

 

河原でのんびりしながら、まずは松ノ木ハングへ。

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松ノ木岩

名前の通り、岩の上に松が生えています。

課題自体は、ガバホールドがあるやさしめのもので、6級〜7級くらいとのこと。

いろんなところから取り付き、4〜5本のラインを登りました。

下部のSDスタートから始めたところは、少しいやらしく、もう少し難しいように感じました。

周りの足場も良く、ここでお昼と食後のコーヒーでまったり。

 

昼食の後は向かいの柿ノ木岩へ。

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柿ノ木岩

ここも名前の通り、岩の上部に柿の木が。

この岩のパーシモンスラブ(8級)をやってみる。

あまり触られていないせいか苔が生えていたり、岩がザラザラしていたりでかなり滑りやすい感じ。

マットもない上に、さらにクライミングシューズは外岩用にと考えているスカルパのティフォージ。このスメアがほとんど出来ない硬い靴のおかげで体感的にはかなり難しく感じましたが、スラブのいい練習になりました。

久しぶりに足を入れた、ティフォージ。

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スカルパ ティフォージ

 

すると、久々すぎたのか、おそらく経年劣化のせいでソールが剥がれてしまいました…。

右も左もそれなりパックリ…。

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やっと足が入るようになってきたのに、残念です。

帰ってから接着剤で応急処置やね。ソールはまだまだ残っているので、リソールするのはちょっともったいない気がします。

うまくくっ着くかな?

 

その後、ひとつ目小僧岩なども見に行ったのですが、この課題は完全に自然に還りつつある感じ。苔がひどくて登れそうな感じではありませんでした。

 

最後に上流エリアも少し見ておこうと思ったのですが、上流のメイン課題の二つ目小僧は、岩の前でバーベキューをされていたご家族さんがいらっしゃったので取り付くことが出来ず、その少し上のダンサー岩へ。

ダンサー岩、20級?ほどではないと思いますが…。

この岩の右側スラブ部分を登る、ダンサー右スラブ 5級にチャレンジ。

滑りやすいサラサラした岩の上の細いスタンスに乗り込み、少しづつ足を上げていって、右側上部のカチガバを取れば終了。

なんとかOSできました。外岩の練習にはいい課題だと思いました。

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16時前になったので、本日はここまで。

歩いて2分、車まで戻り帰路につきました。

 

帰る途中、コスモスがたくさん咲いていたので、一枚撮影。

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もうすっかり秋やね、外岩シーズン到来です。