覚えたい 基本ロープワーク①
ロープの結びはやはり反復練習が大事
所属の山岳会で、ロープワークほかの検定があり、先日受検しました。
テストなんてものは久しぶりだったので、なんか緊張しました〜。
検定ではロープワーク以外にも、アルパインクライミングのダブルロープでの登攀、支点構築、確保技術(ビレイ)、懸垂下降、3対1のレイジングシステム、懸垂下降中の結び目通過、自己脱出などいろいろと項目はあるのですが、受検しているので写真撮影などが出来ませんでしたので、ロープワークについて少しブログで触れたいと思います。
基本のロープワーク
以上、20種類のロープワークが必須になっています。
いつも使う結びもあれば、ほとんど使わないものもあるので検定後に忘れないように再度復習です。
20種類あるので、少しずつ紹介しますね。
①オーバーハンドノット
これは一番古い結び方で、通称「ひと結び」や「まる結び」。いろいろな結び目の末端処理に使うことが多いですね。
②フィギュアエイトフォロースルー
これはハーネスにロープを結ぶ際にいつも使うロープワークです。
クライミングジムでも結ぶので、しっかり覚えてます。
結び目にねじれがないことが大事で、テンションがかかると結び目にねじれがあると解きにくくなります。
まずは、エイトノットを作ります。
→エイトノットの結び目に沿わして、ロープを通していきます。
最後に引き締めます。自分のやり方は、最初に左側を通してロープを上側に沿わしていくようにしています。
(写真の通り)
ねじれがないことが大事です。写真では分かりづらくなるので省いていますが、末端処理も行います。
③インラインエイトノット
ロープの途中に手がかりを作ったり、メインロープにカラビナをかけたりする際に使います。
輪を作り、この場合はロープの下をくぐらせます。
輪を反転させて、ロープの出ているところへ通します。この場合、右側のループから3本のロープが出ている形になれば正解です。
④ダブルフィッシャーマンズノット
懸垂下降などでロープ同士を連結させたりする時や、スリングを作る時などに使います。漁師さんの結びなんですね。
結束力が強く、テンションが強くかかると解きにくく永久結びになります。
写真のような結び目を作ります。
ロープをひっくり返して、同じ結び目を作ります。
⑤リングベンド
テープ結びともいい、ロープ同士をつないだり、スリングを作ったりする時に使います。
まずはオーバーハンドノットを作ります。
そのオーバーハンドノットに反対側から結び目に沿わしてロープを通します。
しっかり引き締めます。リングベンドは強く締まっていないと解けやすく、強く締まっていれば解けにくい結びです。
その②へつづく
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