人気も納得。ツェルトⅡロング ステルスver.
- 2016.05.03
- 更新日:2018.12.02
- 山道具・キャンプ道具の考察
- ツエルト, ファイントラック
ファイントラックの高級ツェルト
ツェルト、これまでほとんど使ったことがない山道具。
ビバークするようなことがないし、やっぱり寝るならテントが快適やからテントを張ってしまう。
そんなだったんですが、弥山川遡行や高島トレイル、大峰奥駆道縦走などやってみたくなりツエルト泊を意識するようになりました。
そこで前々から評価の高い、ファイントラックのツェルトを思い切って購入。皆さんがこのブログにアクセスしてくださっているおかげで、ちょっとずつ貯まったamazonギフトで購入ができました。
他の方もたくさん紹介されてますが、使いはじめの感想として、かんたんにご紹介します。
ファイントラック ツェルト2ロングのスペック
もともとはHiker’s Depotさんがファイントラックに別注したオリジナルだったのですが、ファイントラックさんが生地の余りを使って売り出して製品化された商品で、最近モデルチェンジして通気口の位置やサイドリフターの位置が変更され、ダイニーマテープの補強も追加されたようです。
その分か、少し値段があがりましたが…。
自分が購入したのは新しいほうではなく旧モデル。
【重量】 340g(実測値)*ガイラインなし
【サイズ】 フロア:全長220 x 幅100cm 天井高:95cm 天頂部長さ:170cm
【素材】 15dnリップストップナイロン PU透湿コーティング 耐水圧1,000mm 透湿8,000g
【カラー】:青朽葉(ao-kuchiba)
【特長】リッジライン(天井)と入口両側には強度に優れるダイニーマテープが縫い込まれており、 設営時のテンションがかけやすくなっています。
それがツェルトの「張り」を生み、生地の撥水性を最大限に活かしてくれます。 またダイニーマテープが負荷を受け止めてくれるため、生地そのものへの負担が軽減されるのも大きなポイント。
最大限にテンションをかけられる事で、耐風性も向上します。
必要なロープとペグなど
【小屋掛け(ポール利用)にする場合】
・ロープ(張り綱)5m~2本
これはファイントラックからも純正のガイロープのセットが販売されていますね。純正はトレッキングポールなどを使って設営するためのロープです。
自然の木などを利用する場合はセンターのメインロープを2本、自然物との距離にもよりますが3mが2本くらいは要りそうです。
一本の長いロープでツェルトの中を通してしまえば簡単かもですが、その分ロープの重量が増えそうですし、テンションはかけにくくなりそうです。
・サイドリフターを引くためのロープ 2m×2本
・ペグ 全て固定する場合は12本必要です。
内訳は、センターロープをポールを使って二股で使用する分で4本。フロア四隅(4本)とセンターの固定(各1本ずつ)分で6本。サイドリフターで2本。
ペグは異なるものを2〜3種類持っていると、様々な状況にも対応できます。 ペグを使用せず石等で固定したり、ペグを刺して抜いた穴に枝を差し込んでペグ代わりにしたり応用はいろいろですね。
・ラインロック(自在) 4〜6個 ロープの長さ調整にあると便利です。
というわけで、ガイロープも用意して近所の河川敷で張ってみました。設営は風がなければ比較的カンタンに張れました。もちろんテントよりはコツがいりますが…。
ツェルトの下にはタイベックシートを敷いています。このシートはラインロックやダイニーマロープと一緒にFREELIGHTさんで購入。こちら良心的なお値段でオススメです。
中は一人なら十分な広さ。高さも自分はあまり低いようには感じません。
入り口のポールを少しずらしてやれば、ツエルトへの出入りもストレスにはなりませんね。
これは蓄光型のラインロック。ダイニーマロープもFREELIGHTさんでお安く買えます。
次は本番で、どのくらい結露するのかとか、耐風性はどうなのかとか試してきます。
今ならまだ新旧のどちらでも買えます。
色は少し違うのかな、やや薄くなったようですね。
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