サーマレスト リッジレスト レギュラーサイズのカット方法
- 2014.02.16
- 更新日:2018.12.03
- 山道具・キャンプ道具の考察
- ul, テント, 冬山
サーマレスト リッジレスト レギュラーサイズをカットしてみる
クローズドセルマットの断熱性にこだわるならレギュラーサイズ。
熱の対流で体温が奪われるのは地面なので、これを防ぐにはマットにこだわるしかありません。
スモールサイズ122cmの中に体が収まるよう横向きで丸まって眠るという方法もありますが、疲れをとるには体をのばして横になりたいもの。
そこで冬場はこのレギュラーサイズが最適で、全身用マットでの寝心地はスモールサイズにはない快適さです。
ただ問題はかさばること。ザックに外付けしてもロールのサイズはかなり大きくなりますし、バックパックのエアフレームとして使用するとしてもスモールサイズより60cmも長い分、バックパックとしての収納力をかなり犠牲にしてしまいます。
これを解決するには途中でマットをカットするのが有効で、レギュラーサイズを切って使っている方はけっこういらっしゃいます。
問題はカットの仕方ですね。
寸法は使い方や人によってそれぞれ。いくつかご紹介します。
①半分ずつにカットする
90cmを二つにすることで、片方はエアフレームに、片方は丸めて外付。使う時は連結してもいいし、90cmの半身用としてもOKです。
②120cmと60cmにカット
スモールサイズと60cmにしてしまう方法。60cmはザックのフレームとしても使えます。座布団にするには大きすぎるのかも。
③110cmと35cm×2にカット
ハイカーズデポ土屋さんの著書「ウルトラライトハイキング」でも紹介されている寸法で、座布団と110cmのマットを兼用する方法です。
ちなみに自分はこの寸法でカットしました。
カットした後で、コーナーにハトメを打って細引きなどで連結できるようにしています。
ショックコードなどを使えば、エア式にまくら等とも連結出来そうです。
ハトメを打つときにくり抜いたウレタンが何かの形に似ている?
これは騒音時、混雑したテン場などで使えそうな、耳栓がわりになるかも。
切ってしまうのに抵抗がある人は、スモールサイズにするか、冬用バックパックは一回り大きくするかですね。
ちなみにリッジレストにはソーライトよりも厚みがあって保温性が高い、ソーラーというデラックス版があります。お値段高めで嵩も増えますが、あったかそうですね。
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