日和佐の岩場

日和佐の岩場

ザブーンの岩場、日和佐へ行ってきました

ザブーンってベタですが、初の海岸べりの外岩クライミング。

山中の雰囲気とはまた違う岩場は開放感たっぷり。

 

アプローチは漁港付近に駐車してからひと山登って、それから崖っぷちの道を下るというかなり険しいものです。30分くらいなのですが、アップには充分で汗だくになるほど…。

そう考えるとここは冬場のほうがいいですね、暑いとけっこう疲れます。

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途中からの景色。海に来た〜って感じです。

 

そこからもう少し進むと大きなドームエリアに。

ここは洞窟エリアと呼ばれているのも納得、まさに洞窟。雨の日でも登れそうなほど完全な屋根になっています。

そしてその厳ついハングにもボルトが打たれています。難度高そう…。

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ここドームエリアには自分が取り付けそうなルートが無さそうなので、まずはひだまりエリアへ。

日和佐の岩場の岩質は砂岩(さがん)でクライミングの岩の中では非常に硬くフリクションも良く効くほうだと思います。

海で浸食をうけているせいか、穴ボコって感じのポケットとガバが多く、故にきついハングやルーフの課題があります。

まずはアップで幸せな海亀5.8を登ってみる。

グレードもグレードなので快適なクライミングだが、ひだまりエリアの名の通り、日当たりが良すぎて暑すぎる…。

ビレイとクライミングで汗だくになりながら、その後に5.10bのルートを2本。

潮騒エクスタシーとカノープス。

潮騒エクスタシーは中間の核心をなんとか超え、カノープスは最上部を直上するところでカチが拾えてなんとか両方OS。どちらもいいルートでした。

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カノープス5.10b

 

ラジャラウト5.11dにチャレンジ中の師匠。下部は時に海水をカブってしまう部分をトラバースしながら超えていく長いハングのルート。そして最後の核心がかなり厳しそう。

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ラジャラウト5.11d

 

その後は洞窟エリア(ドーム)の日陰で大休憩。かなりの日射しで熱射病になりそうなくらいの陽気。

岩場の隙間に腰をおろしてゆっくりします。この日は別パーティーはおらず、自分たちだけの貸切状態でした。

 

休憩後ちょっと元気になってきたので、ドーム内の課題へ。

ラビリンス5.10d、ドームエリアでは一番やさしい課題だと思われますが、それでも結構カブってます。

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ラビリンス 5.10b

 

そして今回、最後にこの課題にチャレンジ。

MOSはならずでしたが、なんと2便目でRP!苦手系のルートだったので嬉しかった。

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帰りの展望台で記念撮影(師匠撮影)

暑さでかなり疲れているはずですが、みんな笑顔です。

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それから、喉がカラカラなのでみんなでコーラを一気飲みした後、「白い灯台」で露天風呂に入って帰路につきました。

途中で食べた塩らーめん、美味しかった〜。

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りょう花の塩ラーメン

 

クルマを出してくださったA阪さん、M井くん、クライミングにお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

帰宅後スグに寝てしまうほど、クタクタになりましたが楽しい一日でした。