愛用中のクライミングシューズ達
- 2016.04.03
- 更新日:2018.12.04
- クライミング
クライミングシューズ
山岳会に入ってクライミングを始めて約3年。
最初はアルパインクライミングの初歩から入って、今はフリークライミングでジムや外岩にも行くようになりました。
まだまだクライミング技術は全然たいしたことはないのですが、クライミングシューズはもう6足も持ってます。
クライミングをやっている人は、それなりに何足も持っている人が多いと思いますが自分も例外なくその一人です。
外岩に行きだすとクライミングシューズのソールの減りが早いですしね〜。
クライミングシューズはシューズによってサイズ感が全然違うし、足に合う合わないなど選ぶのが難しく、しかも結構高価です。
なので買う前にネットで事前に調べたりする人も多いと思います。このブログにもjet7やタランチュラというキーワードで来られる方がかなりいらっしゃいます。
そこで愛用中のクライミングシューズを簡単ながらご紹介します。自分の足の実寸は左が24.8cm、右が24.5cmです。左のほうがちょっと大きめです。
ファイブテン five ten スパイアー US7.5
記念すべき一足目。山岳会の人にアルパイン向けならコレということで勧められたシューズ。
アルパインの定番らしく、ほとんどの人がこのシューズを履いています。サイズはかなりゆとりがあり、ずっと履いていても全く痛くならないぐらい。ソールはステルスC4でフリクションは意外に良く、スメアで登るのであればソールも柔らかいので威力を発揮。ただつま先が反り上がっているので、こまかいホールドに乗ったりするのは不得意なので、やはりアルパイン向きかと思われる。
ファイブテン five ten JET7 US7
2足目はドラゴンラストのダウントゥ、JET7。廃盤になってしまってますが、今でも人気が高いシューズ。ソールはステルスHFでフリクションは最高だと思われる。(残念ながらまだそれが実感できるレベルまでいってませんが…)
ジムでもしばらく履いていたんですが、雪彦山のマルチピッチ、温故知新をこのシューズで登ったあとソールが激減しているの知って、これはどこでも履いていくシューズではないことに気づき、温存するため暖め中。手持ちのシューズの中では一番のお気に入りだが、勝負の時以外は履かないことにしている。
このjet7、ダウントゥ、ターンインのドラゴンラストだが足入れは非常によく初心者にもオススメ。ただし足入れが良いかわりにアッパーが柔らかく耐久性は低いようで、ユーザーさんには困っておられる人が多いようです。
カカトはやっぱりファイブテンですが、それを差し引いても本当に良いシューズです。
ファイブテン five ten チームファイブテン team 5.10 US8
3足目はネットで1,500円という破格値で手に入れた、これまたハイエンドシューズ、略してチーファイ。ソールはステルスのミスティーク版の3.5mmという極薄ソールで、足裏感覚はバッチリ、フリクションもいい。ただこれも中古のためソールがすり減り気味。
ジムでガンガン履くのはもったいないので、こちらもやや暖め中なんですが、先日ジムの垂壁凹角の11a課題の小さいフットホールドが、どうしてもタランチュラだと滑るので、team5.10で勝負にいきました。
シューズのおかげで足も決まってRP。ステルスミスティークもフリクションはなかなかです。
このシューズ、履きにくいことで有名なようですが、自分のものはやや履きこまれているので履きにくいことはないです。非常に軽くて快適ですが、軽い分これも耐久性は良いとは言えない気がします。作りもfivetenならではのやや大味な感じ。ただ、ソールはステルス、やっぱりいいです。
スポルティバ タランチュラ EU38
マルチピッチ用に調達。ネットで4,500円ほどで入手。当初マルチピッチで使うつもりだったんですが、ジムもこれで十分登れることが分かり、ただ今ジムでのメインシューズ。
レンタルシューズに採用されることが多いのも納得の高い耐久性。かなり使っていますがソールが全然減りません。1サイズかハーフサイズ大きめなので、足も全く痛くならないホッコリできるフラットシューズ。
まだしばらくはこのシューズがメインかな。
スカルパ ティフォージ EU38.5
外岩用のシューズを物色しており、本当はミウラーが欲しかったのですが、なかなか良い物に出会えず、trekkinnでも自分のサイズEU37がなかったので難航していたところ、このシューズを発見。
スポルティバでミウラーをデザインした職人さんがスカルパで作った靴らしく、中古が出品されていたので思わずポチっといってしまったシューズ。5,000円強で入手。
非常に硬いシューズで、買った当初は足が痛くて数分も履き続けていることができず、断念してヤフオク行きかと思っていたのですが、何回か履いているうちに少しづつ馴染んできて履けるようになりました。
靴自体はダウントゥがきつく、ジムで履くようなシューズではないので、こちらも出番待ち。
これから履き慣れて、もう少し柔らかくなってきたらいい感じになりそうな予感。ただ、まだこの靴が必要になるような課題までは遠い気がします。
すでに廃盤のやや昔のシューズなので、ソールはビブラムのX-GRIPです。青色で格子柄のデザインもお気に入り。
イボルブ シャーマン US8
こちらもネットで送料込で4,000円で譲っていただいたシューズ。ティフォージを諦めかけていた時、外岩もタランチュラで登っていたのですが、縁があってお安く手に入れられました。
3本ベルクロのダウントゥモデルで、クリスシャーマのシグネチャーというシューズ。自分が使うのもおこがましいような靴ですが、幅広で足入れも良くヒールの収まりも文句無し。また、スポルティバの『ソリューション』『テスタロッサ』、古くはボリエールの『スティンガー』にも採用されていた、馬の蹄型ミッドソールは指の付け根にあたる部分が上に窪んでいて、ダウントゥの指形が保持できるようになっています。現在外岩とジム両方の主戦シューズで、この靴で備中の5.11aをマスターオンサイトできました。
ソールはイボルブのシューズに採用されているトラックスラバー(trax)でシャーマン用に新開発されたもののようです。フリクションは悪くない… と思いますが、まだ細かいところが分かるレベルではありませんので…(汗)
というわけで現在6足。フリーではしばらくタランチュラとシャーマンでいけそうな気がしています。
クライミングシューズは本来ならちゃんと試着してサイズを確かめてから買うのが常識だと思うのですが、自分は運良くサイズミスは少ないのかもしれません。いかんせん初心者なのでハーフサイズくらい大きめをチョイスしているのが、今の自分のレベルに合っているのかも。
もう少し登れるようになってきたら、もっと小さい靴を選ぶようになるんかな…。
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