暴風の八ヶ岳 コアエリア縦走②
3日目(地蔵尾根〜赤岳〜文三郎尾根)
3日目は天気が回復してくれました。
どうなるかと心配していたのですが、雨は完全にあがり風は残っていますが、時間的には十分赤岳を狙える条件です。
ただ、アタックザックを持ってきていなかったので、ザックの雨蓋を外してウエストバッグにして空身で登ります。
5:20 行者小屋発
地蔵尾根をヘッデンを付けて登ります。すぐに夜があけてきて明るくなってきました。
ご来光に間に合うかな〜と思いつつ、急登を上がります。
赤岳と中岳。
そこからしばらく登り詰めて地蔵ノ頭へ。
5:56 ちょうどご来光の時間でした、ギリ間に合った〜。空身なので早いです、ここまで36分でした。
地蔵ノ頭からのご来光。
しばらく、太陽の光を浴びて稜線からの眺めを満喫。
ただ、風は昨日ほどではないですが、かなり強く吹いています。
赤岳と赤岳天望荘。
富士山がキレイに見えています、赤岳と富士山。かっこいいですね〜。
6:03 赤岳天望荘へ到着。展望ではなくて天望なんですね。
ここで山荘の中を少し覗かせてもらい、そのまま赤岳方面へ。
6:10 赤岳天望荘上
最後の登りを堪能?して
6:28 赤岳頂上山荘
山荘の脇にあるプレート
6:32 赤岳山頂に到着。
雲ひとつない快晴です、風は強いですが…。空の青がすごくキレイでいい感じ。
頂上から南アルプス方面。手前は権現と編笠も見えています。
北岳が冠雪しているようです、
富士山ふたたび。雲海のむこうに浮かんでいます。
頂上の祠、立派です。このあたりもさすが八ヶ岳。
頂上でしばらく撮影やらして、赤岳頂上山荘でちょっと買い物もしてから下山。
下りは文三郎尾根から行者小屋方面へ降ります。
7:04 キレット分岐
ここから、昨日の硫黄岳、おとといの天狗岳が見えています。
どちらも今日は天気が良さそうです。
7:09 文三郎尾根分岐
阿弥陀へ行くか少し悩みましたが、テントの撤収と美濃戸口までの下山があるし、早めに降りてお風呂にゆっくり入ろうということで、阿弥陀は次回に持ち越し。
文三郎尾根を行者小屋方面に下ります。
文三郎尾根のマムート階段。
サブリミナル効果?もあるのかマムートのイメージアップになっているような気がします。
7:36 阿弥陀岳分岐 行者小屋はもうすぐ。
無事に帰ってきました。
7:41 行者小屋 テン場着。
テントに霜がはってます。でも昨夜もあったかで熟睡できました。
行けなかった横岳方面。岩稜がいかついですね。
時間に余裕があるのでテントを少し乾かしてから撤収。
9:55 行者小屋発
ここからは緩やかな沢沿いの登山道が続きますが、油断せず足下に注意しながら歩きます。
苔むした沢がいい感じです。
11:15 美濃戸到着、美濃戸山荘でしばし休憩。
相方が牛乳を買って飲んでまして一口もらって飲んだんですが、甘くておいし〜。
ここからは車道歩きです。
12:15 美濃戸口 到着
2時間ほど時間があるので、八ヶ岳山荘でお風呂に浸かり、ゆっくりくつろぎました〜。
早めに着いたので、すぐに入浴、貸し切り状態でした。
それから蕎麦を食べて、ほっこりしていたのですが、その頃になるとお風呂は順番待ちに。
そんなに大きなお風呂じゃないから仕方ないか…、早めがオススメです。
今回の山行は、八ヶ岳の主要なピークを縦走する予定だったのですが、あいにくの雨と暴風でかないませんでしたが、最終日は天気が回復してくれて快適な登山が楽しめました。
硫黄岳では危うく飛ばされそうなところでしたが、耐風姿勢の訓練にもなったかな…。
ともあれ、いい山行でした。
◎3日目の記録
5:20発 行者小屋
5:56 地蔵ノ頭
6:03 赤岳天望荘 6:08発
6:10 赤岳天望荘上
6:28 赤岳頂上山荘
6:32 赤岳山頂 7:00発
7:04 キレット分岐
7:09 文三郎尾根分岐
7:36 阿弥陀岳分岐
7:41 行者小屋 9:55発
11:15 美濃戸山荘 11:40発
12:15 美濃戸口(八ヶ岳山荘にて入浴)
高速バスにて帰阪
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