読図山行で白髪岳へ
- 2015.04.11
- 更新日:2015.04.12
- 山のできごと 山道具・キャンプ道具の考察
- 縦走
白髪岳へ行ってきました。
白髪岳は兵庫県篠山市にある標高721.8mの山で、加古川水系と武庫川水系の分水嶺。
肩をいからしたかのような姿は、低山ながらなかなかいい感じの山だと思う。
コンパスの使い方についての練習と、マップケースをデビューさせるのに歩きやすく地形が明瞭で、ルートも分岐がそこそこ多く、人がそんなに歩いていない山ということでチョイスしました。
読図山行ということなので、まずは山行ルートについて。
下のものが実際に使用した地図で、色のついているところが歩いたルートです。
ピンクがお昼休憩までのルート、赤が昼からの下山ルートになります。
番号がついている所は各ポイントになります。※写真と連動してます(連動というほどもありませんが…(汗)
JR福知山線「古市」駅より出発。無人駅でひっそりしています。
丹波路快速に乗って行ったのですが、その電車で降りたのは自分達パーティーだけでした。
駅前はこんな感じで可愛らしい駅舎です。
①JR古市駅
そこから田園風景の中を登山口目指してテクテクと歩きます。途中に看板も出ていますので迷うことはありません。
②途中の舗装道
しばらく歩くと松尾山との分岐に。今回は白髪岳〜松尾山への周回の予定なので左側へ進みます。
③分岐地点
さらにしばらく道路(未舗装路ですが、四駆なら走れそうな道です)を進むと登山口。
④登山口に到着
さあいよいよ読図登山開始です。
地図を見つつ、地形を確認しながら進みます。
小さな堰堤を越えて、尾根に取付く道を上がり、尾根沿いに進みます。
白髪岳の山頂下で岩場が出てきました。ホールドは沢山ありますし、鎖やフィックスロープも張ってありますので、慎重に進めば問題ありません。
⑤鎖場とロープ
岩場を上がったところから西側の展望。
今回は天気が微妙そうだったのですが、晴れてくれて良かった〜。
眺望もいい感じです♪
岩場を越えると、すぐに白髪岳山頂です。
山頂は360°の眺望があり、見晴らしが素晴らしいです。
⑥白髪岳山頂
頂上で少し行動食で栄養補給してから、いったん下って松尾山方面へ。
トラバースするような形でなだらなか登山道を進み、途中は尾根伝いの快適な山道歩きです。
松尾山直下を少し登れば、ほどなく山頂に。
山頂は城跡だったようで、少し開けただだっ広いところ。展望はあまりありませんが、
シートを広げてゆっくりできるスペースがじゅうぶんにあります。
ここでお昼ゴハン&珈琲タイムです♪
⑦松尾山山頂
小一時間ほど、ホッコリしたら下山開始。
尾根の形状を確認しながら、下山路を進みます。
途中に「千年杉」という立派な杉があります。屋久島の杉のように立派です。
⑧千年杉
卵のようなお墓?が並ぶ「卵塔群」を過ぎて、北東方向の不動の滝方面へ進むのが一般的なようですが、今回は読図山行。
直進して尾根を下ります(こっちのほうが急斜面だが、時間は早い)
尾根沿いを進むと、徐々に開けてきて車道に出ました。看板も何もありませんが無事に下山できました。
⑨下山口着
ここからまた古市駅まで田園の中をテクテクと歩いて戻ります。
帰りの道中に咲いている桜がほぼ満開で、大変キレイでした。
とてもホッコリできるいい山行でした。
会の山行はペースが早めなので、あんまりホッコリとかいう感じにはならないので…。
今回初めてだったんですが、白髪岳もとても歩きやすい山で、またもう少し距離を伸ばして歩いてみたいと思いました。
電車でなら篠山口方面への縦走形式も面白いかな…。
マップケースについて
今回、現場でデビューさせたyamarokkoさんのマップケース、
使った感想は、
・A4地図がピッタリ入る
・マジックテープで地図をカンタンに丸められる
・地図を見たあとは、コードリールで巻き上げて、胸元にスグに納まる
など大変使い勝手良かったです。
来月の穂高、明神岳/前穂高岳にも携行決定です。
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