最高の夏休み!雲ノ平、高天原温泉、水晶、鷲羽、黒部五郎②

最高の夏休み!雲ノ平、高天原温泉、水晶、鷲羽、黒部五郎②

8月13日、ピークハントの日スタート

さて、いよいよ3日目。

この日は、祖父岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳を経て、黒部五郎小舎まで。

主要なピークを5座、百名山の頂上も2つ踏んで行く計画です。

 

朝6時に雲ノ平テン場を出発、祖父岳を目指します。

ところが、Iさんが膝の具合が思わしくなく縦走を断念し、太郎平へ引き返すことに。

最終日に太郎平で落ち合うことで別行動になりました。2日間でムリをさせてしまってたのかもしれません…。

下りも急坂がありますので、どうかお気をつけて。

2016-08-12 06.02.30

 

縦走チームは3人になりましたが、まずは40分ほどで祖父岳の山頂に。

2016-08-12 06.46.42

 

昨日も眺めましたが、穂高連峰までよく見えます。

2016-08-12 06.47.34

 

笠ヶ岳。こちらから見るとシルエットはまさに笠って感じです。

2016-08-12 06.48.59

 

明日登る予定の黒部五郎岳。カールがキレイですね。

2016-08-12 07.01.16

 

山頂でしばらく休憩してから、水晶岳を目指します。

ほどなく昨日、温泉帰りに苦労して辿り着いた、岩苔乗越へ。今日は下りなので、ラクラク到着。

2016-08-12 07.33.07

 

そこから10分ほどでワリモ北分岐。鷲羽岳方面と水晶岳・裏銀座方面の分岐点です。

ここにザックをデポしている方が沢山いらっしゃって、ザックだらけ。

今日は人が多そうです。

自分たちはひとまず水晶小屋を目指します。

2016-08-12 07.42.14

 

8:10 水晶小屋に到着。

2016-08-12 08.13.48

 

水晶小屋から烏帽子、裏銀座縦走路と黒部湖がよく見えます。左側の砂礫の山は赤牛岳かと。

今日も天気は快晴です。

2016-08-12 08.16.51

 

小屋にザックをデポさせてもらい、空身で水晶岳を目指します。

沢山の人が取り付いているのが見えます。

2016-08-12 08.31.56

 

9:00 水晶岳頂上。頂上には沢山の人が。

スペースがあまりないので、写真を撮って早々に下山開始。

歩いてきた縦走路や、笠ヶ岳、薬師岳あたりがキレイに見えています。

2016-08-12 09.02.52

 

こっちは黒部湖から後立山連峰まで。

2016-08-12 09.06.50

 

水晶小屋まで戻って、ザックを回収。少しゆっくりしたかったのですが、小屋前は大混雑。

ソフトドリンクはすでに売り切れていました…。さすがお盆。

これから進む、ワリモ岳、鷲羽岳方面。iphoneのカメラではなかなかお伝えできませんが、すごい眺めです。

2016-08-12 10.20.15

 

10:45 ワリモ岳頂上に到着。

2016-08-12 10.46.47

 

ワリモ岳からの眺望。

ここには人がいませんので、最高の眺めをしばし独り占め。

2016-08-12 10.50.56

 

鷲羽岳と三俣山荘。

2016-08-12 10.48.32

 

11:30 鷲羽岳山頂。

天気が良かったのですが、少し風が出てきており、砂が舞っていました。

山頂も人が多かったので、お昼は三俣山荘で食べることに。

2016-08-12 11.31.14

12:25 三俣山荘着。

暑い…、O村さんは山荘でカレーを食べに行かれましたが、自分は小屋前で棒ラーメンを茹で(暑い…)、強烈な日差しの中アツアツのラーメンで栄養補給。

向かいに座っていたKさんは、熱いラーメンを見て少しゲンナリしていましたが、腹ペコだったので美味かった〜。

山荘で水を補給、ここのお水も美味しかった。

2016-08-12 12.28.23

 

そこから、本日最後のピーク、三俣蓮華岳を目指します。気温は計ってませんが、この高度なのにかなり暑かった…。

途中、暑さにバテながら登山道を進んでいると、天の助けかガスが出てきて陽射しを遮ってくれました。

三俣蓮華岳の山頂では、眺望を望めませんでしたが、かなり暑さにやられていたので正直助かりました。

 

14:03 三俣蓮華岳。

2016-08-12 14.06.09

 

三俣蓮華岳の名の由来になっているらしい、3つの県境。

長野県大町市、岐阜県高山市、富山県富山市。

2016-08-12 14.20.12

 

山頂で少し休憩していると、兵庫のボーイスカウト3人組高校生に声を掛けられ、歌を唄うことに。

なんでも、熊本の震災復興のために山岳地で登山者から歌をうたってもらったものを動画にして、被災地の方々に届けるそう。

これは協力しないわけにはいかん、ということで山頂で坂本九の「上を向いて歩こう」を熱唱いたしました。

動画も写真もありませんが…(汗)

ボーイスカウトさん、まだ高校生やのにしっかりしてる。頑張ってくださいね。

 

三俣蓮華岳をあとにして、あとは本日のテン場、黒部五郎小舎に向かう。

ほどなくして、ガスの切れ間からようやく見えた〜。

2016-08-12 15.14.01

 

15:30 黒部五郎小舎着。

三角屋根が可愛らしい小屋です。

2016-08-12 15.32.54

 

テン場から、黒部五郎小舎。

テン場はいっぱいで、テントは端の不安定なところにしか張れず、少し寝るのが大変でしたが、なんとかしっかり寝れました。

ほどほど疲れているのも良かったかも。

2016-08-12 18.07.10

 

◎3日目の記録(途中で休憩を適当に取っています)

雲ノ平発 6:00

6:40 祖父岳

7:30 岩苔乗越

7:40 ワリモ北分岐

8:10 水晶小屋

9:00 水晶岳

10:45 ワリモ岳

11:30 鷲羽岳

12:25 三俣山荘

14:05 三俣蓮華岳

15:30 黒部五郎小舎

 

8月14日、いよいよ最終日

黒部五郎小舎を朝5時に出発。

カールコースか稜線コースか少し迷いましたが、Iさんと太郎平で11時に待ち合わせなので、今回はカールコースで行くことに。

2016-08-13 05.13.38

お世話になった黒部五郎小舎。

2016-08-13 05.14.13

 

モルゲンロートに輝く、黒部五郎岳。

2016-08-13 05.21.12

 

カールコースも良いコースでした。空の青とのコントラストが素晴らしい。

2016-08-13 06.11.47

 

稜線に出る手前から穂高が見えました。朝靄と槍ヶ岳、穂高連峰。

2016-08-13 06.40.29

 

7:00 黒部五郎岳に到着。

2016-08-13 07.04.31

 

黒部五郎岳で少し撮影などで休憩してから、今日は太郎平経由で折立まで下山です。

9:42 北ノ俣岳に到着。

2016-08-13 09.43.42

 

富山県の方々が整備してくれている登山道は快適で、北ノ俣岳から太郎平までの縦走路は、雲ノ平以上に雰囲気の良い道でした。整備には相当の労力を払われていることと思います。

本当にありがたいことです。

 

そんな歩きやすい登山道のおかげで、最終日の疲れを感じることもなくIさんの待つ、太郎平に到着。

10:45、約束の時間に間に合って良かった。

2016-08-13 10.45.00

 

折立までの登山道にある、カラフルなポール。

これは何でしょう?積雪の量を見るためのものでしょうか?

2016-08-13 12.42.29

 

13:45 無事に折立の登山口に下山。

今回も怪我などなく、帰ってこれました。

2016-08-13 13.47.52

 

下山後は、有峰の有料道路を出たところにある温泉、白樺ハイツで汗を流して大阪に帰りました。

今回は本当に天気に恵まれたいい山行で、最高の4日間、いい夏休みになりました。

沢山花の写真も撮ったので、なんという花か調べてそっちも記事もできたらエントリーしたいところです。

◎4日目の記録

黒部五郎小舎発 5:00

6:53 黒部五郎岳の肩

7:00 黒部五郎岳

8:59 赤木岳

9:42 北ノ俣岳

10:45 太郎平小屋

12:49 三角点

13:45 折立登山口