雨上がりの北山公園でボルダリング
関西老舗の岩場 北山公園
近いのに行ったことがなかったんですが、宝塚の実家からも近いので、機会があれば行きたいと思っていました。
当日は午前中まで雨模様で、外リードにも行けず伊吹山に登った翌日ということもあって、ゆっくりするはずだったのですが、実家の様子を見に行ったついでに天気が良くなったらという願いも込めて車にマットとシューズを積んでおりました。
14時すぎから晴れ間が見えてきて、陽が当たっているところは乾いてきていたので(あくまで道路の話ですが…)、実家から30分ほどの北山公園に向かいました。
駐車場到着は15時30分ごろ。北山森林公園の駐車場に車を置いて、北山池の方面へ向かいます。
広い公園内、初めてだったのであっちかなーとか探りながら移動。15分ぐらいで最初のお目当て「初級スラブ」前に到着。
初級スラブのあるエレファントエリアは日当たりが良く、とてもあったか。こんなコンディションの日に誰もいるはずもなく、貸切状態ですぐに初級スラブに取り付く。
初級スラブ、これで初級?7級?
花崗岩の岩場でフリクションはいいはずなんですが、1万人スタンスと呼ばれている右足のスタンスは磨かれてツルツル。
手も顕著なホールドはなく、やはり足で登る課題です。
足がうまく決まらず、行ったり来たりを繰り返しながら、なんとか完登。
これで7級?さすが北山公園、グレード感は辛目で難しいです。
エレファントノーズ 3級。岩の状態がわからなかったので触りませんでしたが結果的には、アドカンではなくこっちをトライしても良かったかも。
次は、難しいのは承知のうえで触ってみたかったアドレナリンカンテへ。
人気課題なので、本来の日曜日ならたくさんのクライマーさんがいるはずなんですが、この日は誰もおりません。
しかし、北面に位置するアドレナリンエリアは岩がまったく乾いておらず、フットスタンスもカンテ部分もびしょ濡れ状態…。
少し足を乗せてみましたが、登れる気がせず次の機会にすることに。
人気のショーギ岩へ
ここで時間が16時半ぐらいだったので、せっかくなので将棋岩へ移動。
北山公園で一番有名で人気のあるこの岩は、ツヨツヨクライマーさんが集うエリア?なので、普段なら気後れして触りづらいのですが、当然誰もいません。将棋岩自体もまだ濡れていましたが、カンテを使って登る「将棋入門」はなんとか登れそう。
ということで、ラスト30分で将棋入門に。
少し調べてみると、左側に隣接している岩は限定で使ってはいけないようでカンテとスメアで登っていく課題。
早速トライです。
まずは左足を置くところで悩む。早々にずり落ち、オンサイトならず…。
何度か試行錯誤しながら、左手カンテを高い位置に保持して、左足をハイステップ、右足ヒールフックで安定しました。
あとはカンテの手をぐいぐい上げながら、足はスメア。右足がカチに乗っかればひと安心。なんとかこちらも暗くなる前に登れました。ちょっとバランシーで面白い課題です。
ショーギ岩の高グレードを登る人のアップ用らしいですが、将棋岩の他の課題は難しいんやろうな…。
ここで、コーヒーなどを飲んで休憩して撤収。あたりは薄暗くなってきています。
北山池から森林公園の駐車場へ戻っていたところ、茂みでガサガサ音がするなーと思っていたら、突然イノシシ登場!
鼻をブルルっと鳴らしながら、こっちに向かってきたので、背中のマットをイノシシに向けたところ脇に逸れていってくれました。マットがなかったら突進されていたかもなので、危うかった…。
北山公園はイノシシ多いんですね、気をつけねば。
駐車場は63台分。公園のハイシーズンは駐車は遠慮したほうが良いみたいですが、クライミングシーズンの冬季は比較的空いているようです。
駐車料金は最初の1時間は100円、以後30分ごとに100円追加。一日最大料金は800円なので良心的なほうかと思います。
北山公園、関西のボルダーのメッカだけあって、岩がたくさん。短時間でしたがショーギ岩に登れたのでよかった。今度はもっと天気の良いときに登りに来よう!
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