アルプス縦走、テント泊ならスポルティバ トランゴアルプ GTX

アルプス縦走、テント泊ならスポルティバ トランゴアルプ GTX

LA SPORTIVA Trango Alp GTX

アッパーに定評あるペルンワンガー社のレザーを使用し、トランゴ S EVOよりも堅牢なつくりでテント泊縦走から残雪期まで対応。

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アッパー ペルンワンガー社2.2ミリ防水加工レザー+Flex Tech2
ライニング GORE-TEX
ソール ビブラム インパクトブレーキシステム
サイズ 36~48
重さ(1/2ペア) 約780g

自分が初冬や残雪期、テント泊等で使おうと思って買ったブーツがLA SPORTIVA Trango Alp GTX(ラ スポルティバ トランゴアルプGTX)です。

夏山はテント泊などの荷物を担がない限り、気軽に5・10のアプローチシューズを履いてます。

このスポルティバはイタリア製で、海外の靴はワイズが細いものが多いけれど、自分の幅広甲高(3E)の足にもフィットしてくれる。

ひとつ下のサイズとちょっと迷ったんですが、スマートウールの厚手ウール(マウンテニアリング)やモンベルの厚手を履いて、ちょうどいい感じになるサイズをチョイスしました。

 

この靴は、名作と言われ、ガイドさんたちの間でも評価が高いTrangoS EVOを歩行重視にしたモデルで、長期の稜線歩きから岩稜帯まで対応してます。

長期縦走やテント泊も全く問題なく、しんどいボッカトレでもスリップする事もバテることもほとんどなく歩くことができた。イメージとしては、ただ硬いだけの作りではなく動くところはしっかりフリーになり、サポートすべきところはきっちり押さえてくれている感じでとても履きごこちが良いです。

ハイカットだが、柔らかいフレックスのため自由度が高く、足首は負担がすごく少ない。シャンクも程よい硬さで歩きやすいです。

また強靭なレザーと化繊のコンビで強度と耐久性も高く、ゴアライニングの完全防水。
歩行重視の設計だけあって長時間の歩行でも足への負担が少なく疲れにくいです。

そして、この靴を選んだ最大の理由はソール。IBS(インパクトブレーキシステム)と呼ばれるソールはビブラム製で、グリップ力と縦走時の歩きやすさを両立してます。スポルティバが誇る傑作ソールらしい。

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Trango S EVOのソール、ビブラム ムラツも大変いいソールだけど、岩稜帯にやや特化している為、よりソールが柔らかめになっているとか。凸凹の高さがあって少し硬め(といっても十分柔らかいけど…)のほうがなにかと気にせずガンガン歩けるので自分にはあっていると思いました。

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セミワンタッチアイゼン対応のヒールコバ

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紐がしっかり留まるストッパーD環付き

2013-09-22 10.57.36ストッパーD環はスポルティバが考案したシステムみたいですね。断然、靴紐が締めやすいです!

細かい部分ですが、トランゴアルプには足首部分だけでなくシューレース部分のアッパー素材にも「Flex Tech2」が使用されているので、紐を締めた際のフィット感が抜群です!

比較的ワイズもあるので、自分のように足幅が広く甲が高い方でも履けますよ〜!