後輩とセッション リードクライミングのこと

後輩とセッション リードクライミングのこと
会の後輩のI井くんと組んで

一昨日と昨日は、グラビティリサーチなんばでリードクライミング。

近頃どんどん登れるようになっている、会の6期生のメンバー。

中でも、I井くんとみゆさんはまだ一年も経ってないのに、ほぼ11aが終わり、次は11bかという勢い。

その飛ぶ鳥を落とす勢いのI井くんの残り最後の11aの課題が、青壁(ボルダー壁)にあるオレンジ◾︎。

ああ、俺とおんなじ。今年の6月にやっと登れた最後の11a。

この課題には手こずった…、というか指が痛いので触るのが嫌だった。

なのでRPしてからも一度も触ることがなかった。

ところが一昨日、I井くんと組んで登ることになったので、久しぶりに触ってみた。

やはり相変わらず難しく、途中でテンションを入れてしまい再登ならず…。

スローパーのマッチと最終ピンのクリップが難しいのだが、久しぶりで忘れていてジタバタしてヨレてしまう。

I井くんはというと、スローパーを超えて次の核心のクリップだけ。もう登れそうだったので、その日は一緒に数便を出した。

ところが自分はチャレンジ中の11dの課題でかなりヨレており、次の便でも再登出来なかった。

I井くんも惜しいところまで行っていたので、次の日もやろうと約束。

そして次の日、アップを済ませてすぐに取り付く。

結果は1便目で再登。I井くんの前なのであまり喜ぶのも…というのもあったのだが、内心ではとても嬉しかった。

ちょっとは成長したんやな…、というのが感じられたのと、なんかRPに近い感覚だった。

師匠もブログで書いてはったが、グレードにこだわるのも、こだわらないのもクライミングの楽しみ方やけど、やっぱり自分もグレードだけやないな〜と思った。

グレードのような絶対的な数字による指標と、自分の中のモノサシ。

自分の限界に近い力で登れた時の達成感。ギリギリで届いたり、保持出来たりして登ることが出来た時は嬉しい。

なんか上手く言えないが、ムーブの解決とかとは違う、力の感覚。

そんな事を思い出した、11aの課題だった。

声をかけてくれたI井くん、ありがとう。

彼はフレッシュなら次はあっさり登ってしまう気がする。

 

それと最近、日課のルートを変えた。

垂壁の11abというのは変わらないが、緑色のワキさんの課題。

最後が難しいシンプルなルート。

使わないホールドがいくつもあるので、色んな登り方があるんだと思う。

これを最後の2手はきちんと保持してスタティックで登る、というのが新しい日課です。

 

さあ今年も残すところ、あと少し。

一緒に登ってくれているメンバー、たくさんビレイなどお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。