キレット、切戸
- 2013.02.17
- 更新日:2019.01.21
- カ行 今さら聞きづらい山用語
- 稜線がV字型に深く落ち込んでいる所のこと。「キレット」と表記されることが多いので、外国語だと思われがちだが、日本語である。穂高連峰の大キレットなどが有名。
- 大キレット(だいきれっと)は、長野県の南岳と北穂高岳の間にあるV字状に切れ込んだ岩稜帯である。この縦走ルートは、痩せた岩稜が連続し、長谷川ピークや飛騨泣きといった難所が点在する。近年、関係者の尽力により、足場等の設置が施され、以前に比べて危険度は減少している。それでも毎年数名の死亡者と多数の負傷者が出ており、国内の一般登山ルートとしては、今なお最高難度のルートの一つであることは間違いない。
また、高校の山岳系の部活動などで行ってはいけないルートとして大キレットを指定している県もある。
コメントを書く